昨日(2017年10月10日)告示された衆議院議員選挙。
今回ほど直前にバタバタした選挙っておそらく過去に例が無いでしょうね。
民進党からパラパラと抜けて小池百合子都知事の元へとすり寄った人たち。
そしてそのすり寄った人たちと新しく政党を立ち上げました。
ここまでは多分シナリオ通りだったのでしょうね。
民進党に残った衆議院議員を全て希望の党に合流させるか否かですったもんだして、挙句には「排除」という言葉が飛び出す始末。
この辺りの小池都知事の言葉によって支持率が伸び悩んだのでしょうね。
今回書くのは小池都知事の事ではありません。
まずは松原仁元議員のことです。
彼が8月に出演した「そこまで言って委員会NP」での発言ですが
- 細野豪志は早まったことをした
- こういう時こそ支えていく
といった感じで、私は離党しません的なことをハッキリと言っていたのですが、結果は希望の党の結成メンバーですからね。
細野豪志元議員が出て行ってからイイ感じになってるんじゃない?
と思って後ろ足で民進党に砂をかけて出て行ったのでしょうね。
言葉も行動も軽い人間です。
それともう一人が蓮舫参議院議員。
民進党の蓮舫代表は25日、惨敗した東京都議選を総括する党両院議員懇談会で、次期衆院選に東京の小選挙区でくら替え出馬すると表明した。「(都議選で)負けてしまった東京で小選挙区から出る」と述べた。具体的な選挙区は今後、調整する。蓮舫氏は参院東京選挙区で2004年に初当選し、現在3期。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS25H46_V20C17A7PP8000/
ここまではっきりと喋ったのですから、当然今回の衆院選に出馬するものだと思っていたのですが、全くそんな気配なく立候補見送り。
あの発言を行った時は野党第1党の党首でした。
あれだけ散々閣僚に対して攻撃をしていたのに。
「責任の重さをもっと痛感されたほうがいい」
なんてご自身が言っていたのに、その言葉をそのままあなたに返しますよ!
テレビに自ら主演して発言したり、発言した内容が新聞にハッキリと記載されているのです。
これらは失言とか暴言ではなく、ハッキリとご自身の意志を明らかにしたものですから、国会議員としてきちんと履行していくのは当たり前のことではないでしょうか。
他にも探せばこの手の話はいくらでも出てくるでしょう。
でもこの手の発言が多いから今の政治不信に繋がっているのであり、国会議員の発言なんてその場をやり過ごすためだけのものだと思われているのです。
国会に限らず、議員の言葉は本来重みのあるもののはずです。
重みがあるからこそ、その人を信用して1票を投じるのですから。
こんな言葉の軽い政治家なんて必要ありませんし、政治家と名乗ってほしくありません。