高校の黒染め指導は二審も違法性なし判断 多様性の否定と同義では?

 

 

平成27年に大阪府立懐風館高校に入学した女性は、地毛が茶色であるにもかかわらず学校からの繰り返しの黒染め指導により精神的苦痛を受け不登校になったとして、損害賠償を請求した訴訟。

 

 

指導に従わないからと、進級したのに教室には彼女の席が無かったり、名簿に名前を載せないなどの懲罰的な仕返しを行ったことは違法として、一審で33万円の賠償を認めた。

ただし教員による検査で女性の髪の毛の根元部分は黒色であると確認しており、生来の髪色が黒色だという合理的な根拠に基づいて指導しているとして黒染めを強要したものではなく、学校の裁量の範囲内だとしてこの点は退けた。

 

二審では黒染め指導について争われたが、一審と同様に学校が多様な生徒に指導するためには広範な裁量が認められなければならないと指摘し、一審と同じく黒染め指導の違法性は認めなかった。

 

 

この件で問題だなと思うのは、教師による検査で女性の髪の毛の根元部分は黒色であると確認されたという点です。

学校の教師も裁判官も

 

根元の方の髪の毛が黒ってことは髪の毛全体も黒いはずなのに、根本以外は茶色ってことは染めているんだろ?

だから黒髪に戻せと指導しているだけで、誰も黒に染めろなんて言ってないだろ?

 

的な判断をしたというところです。

 

 

これちょっと調べたら分かることなんですが、根元のほうは黒いのに伸びていくにしたがって茶色い髪になるっていう人は案外多いのです。

こういう方々の多くが同様に学校の教師たちによる“指導”で苦しんでいるのです。

入学時に保護者からの証明(地毛証明とか赤毛照明など)で直接的な指導は受けないにしても、あまりいい顔しない教師ってやっぱりいるようですしね。

また私の子供は地毛が茶色いのではないのですが、長年水泳で選手として泳いできたことから塩素によって見事な茶髪ですし、やはり根元のほうの髪の色は黒なんです。

中学校に入学するときに事情を説明して地毛証明をもらったのですが、それでも入学当初は教科担任ひとりひとりに茶髪を指摘されていましたからね。

それでも全国中学校体育大会(全中)に出てからは教師の態度が180度変わりましたが。

 

 

髪の根元が黒いから本来は黒髪であって、生来の茶髪ではない!

っていう固定概念で生徒指導を行い、裁判でも固定概念のみで判決が下りました。

それって

男性の生殖器が付いているからお前は男であって、性同一性障害で女性なのだとい言う詭弁は通用しない!

っていう言い方と同じじゃないですか?

学校も裁判所も多様性なんてクソ喰らえ!って世間にケンカを売っているようにしか思えないのですけど。

 

もちろん敗訴した女性が本当は茶色く染めていたのならばこの判決も納得せざるを得ないのかもしれませんが、世の中に多くいらっしゃる方々のように根本は黒いけど伸びると茶色くなる髪の毛の持ち主ならば、とんでもない指導と判決を下したことになるのですが。

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