子どもの持病を理由に転勤拒否で懲戒解雇は不当の訴えは却下

 

 

ひとり親であり、またその子供は持病を持っているために転勤を拒否したことで懲戒解雇となった男性が、転勤命令は「人事権の乱用」で無効だとして訴えていた裁判の判決が大阪地裁であり、「通常甘受すべき程度を著しく超える不利益があるとはいえない」として訴えを退けました。

 

NECソリューションイノベータに勤めていた原告男性は、大阪の別の子会社の事務所に出向していた。
この事務所の閉鎖が決まり関東への配転か自主退職を迫られ、会社からは川崎市への転勤を命じられた。
ところが原告男性の子供は自家中毒という持病があり、同居している母親も高齢のために配転を拒否してきたために懲戒解雇となった。

多くの新聞がこの程度しか事実を載せておらず、私は原告男性に同情してしまいましたし、NECもせめて系列会社の中で大阪で働くことができる部署を用意してあげればよいのにと思ったのです。

ところがよくよく調べてみると、会社側は大阪でシステムエンジニア職への復帰を打診してきたり、清掃会社への出向も打診してきたというのです。
また原告男性は人事担当者との面談に応じなかったこともあり、判決ではこの点について「説明の機会を自ら放棄した」と判断され、また「原告男性には配属可能な清掃会社への出向が提案されるなど、退職は強要されていない」との判断から訴えを棄却されました。

 

会社側は事情を考慮して関東への配転ではなく、大阪でのシステムエンジニア職だったり清掃会社への出向を打診してきているわけです。
また人事担当者との面談には自ら応じなかったわけですから、会社としてはやるべきことはやり、それで仕方なく川崎への配転を命令したわけですから、これでは原告男性への同情の余地は生まれません。

 

こういう時に人事担当者など上司との面談に応じないというやり方って、左寄りの方がよく用いる手法です。
自分からは声高に要求し、会社側からの要請には何があっても応じないというやり口。

本当に大阪で働かなくてはいけないと考えていたのであれば、システムエンジニア職への復帰を受けていればよかっただけのこと。
まるで一社員が事務所の閉鎖に抗議して会社と闘っているような構図ですが、残念ながらこの方のワガママと取られても仕方がないですね。

朝日新聞は最後に

改正育児・介護休業法は、勤務地の変更で育児・介護が困難になる労働者への配慮を義務づけている

と締めくくっているけど、今回の件でNECソリューションイノベータは十分な配慮を行っていますよ。

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