地方議会の議員さんなんて、言っちゃ悪いが地元の自治体の議員さんでさえ名前なんてほとんど知らない。
そう思うと元都議の木下富美子被告って、野々村竜太郎・元兵庫県議と並ぶほどインパクトのある人物だったなと思います。
その元都議の木下富美子被告の道交法違反の初公判が東京地裁で行われた。
無免許運転を7回も行ったとして起訴されているわけですが、これって無免許運転の事実が防犯カメラ映像などで確認できたものだけであって、実際にはもっと多くの回数無免許運転を行っていたのかもしれません。
また2017~21年の4年間で交通違反を12回も繰り返し、過去には4回も免停処分を受けている同被告。
法令順守なんて頭の片隅にも無かったことが如実に現れていますよね。
車に乗る必要があるのに交通違反を重ねたのはどうしてとの検察側の質問に対して
「おっしゃるほどたくさんでしょうか」
4年間で交通違反を12回と免停処分が4回という事実に基づいて質問されたようですが、その答えがこれですからね。
たくさんすぎて引きますよ
だいたい交通違反を4年間で12回なんて、普通の一般的な常識を持ち合わせる人ではありえない。
まして免停が4回に、確認できただけで免許停止中に7回もの無免許運転を行っている木下元都議。
法律を守ることもできないような人が、図々しくも都議に立候補するなんてマジで厚かましいとしか思えないですよ。
ちなみに無免許運転の刑罰は懲役3年以下または罰金50万円以下となっていますが、初めての無免許運転での起訴の場合、通常は即日結審して罰金刑が言い渡されます。
ところが検察側の求刑は懲役10ヶ月ですし、判決は次回(2月15日)の公判で言い渡されるとのこと。
これだけでも検察側は今回の無免許運転を重く見ているという現れですし、裁判官も罰金か懲役刑を課すかで揺れているのかなと思います。
今はほとぼりが冷めていないから原付や自動車の運転はしていないとは思いますが、これ罰金刑で終わらしちゃうとまた無免許運転しちゃう気がするんですよ。
なにせ4年間で交通違反を12回と免停処分が4回という回数に対して、「おっしゃるほどたくさんでしょうか」って公判で言えてしまう人ですからね。
短くてもいいから懲役の実刑判決を課すほうが、この人のためにもなると思えます。