交通事故が起きた場合、自動車やオートバイ側が基本的に悪く、歩行者は悪くはないという捉えられ方をするのが一般的です。
自動車 > オートバイ >自転車 > 歩行者
の順で歩行者は最も交通弱者なので守らなければいけないという前提があるようです。
基本的にはこの考え方で間違いはないと思いますが、それってあくまで交通ルールを守っている場合のこと。
歩行者や自転車の信号無視などルール違反が最近はかなりひどく、自動車やオートバイを運転している側からするとまるであちこちに落とし穴が仕組まれていて、気付かずに落ちたお前が悪い的なイメージまであります。
よく子供が信号を無視して横断歩道を渡るケースってありますが、半分悪ふざけなんだろうとは思います。
でも赤信号では渡ってはダメというルールは小さな頃からしつけられているべきものですし、悪ふざけだろうと一定の罰は必要だろうと思います。
そういった点からいうと、兵庫県警が実施している「歩行者指導警告書」の交付という方法は理にかなっているかもしれないと思います。
しかし現実に目を向けると、子供よりも大人の交通ルール無視の割合のほうがはるかに多いです。
つい最近目にした年寄りなのですが
「もうそろそろ青信号に変わるやろ!」
と言って、杖を振り回しながら赤信号の横断歩道を渡っていき、車側が急ブレーキで事故を回避した瞬間を目の当たりにしました。
それだけではなく、最近は電動自転車で買い物へ行くオバ様方の多くが、信号を無視して平然と道路を渡っていきます。
こんなオバ様との接触事故なんてドライバー側はたまったものじゃないですからね。
もちろん信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている時、車両側は止まらなくてはいけないのですが、このルールを無視というか知らないドライバーも多くいるなど、もう少し交通ルールの再確認の方法を模索する必要はあるだろうなと思いますが。
以前このブログで信号無視して横断した歩行者がバイクと接触し歩行者を書類送検という記事を書いたのですが、これはバイクの運転者が骨折する重傷を負ったために、信号無視をした歩行者を重過失傷害で書類送検したのですが、ここまで大きな事故でなくとも、自転車も歩行者ももっと積極的に検挙されるべきじゃないのかなと思います。
自動車やオートバイ側が悪いケースも多いとは思いますが、実際には自転車や歩行者も交通ルール一切守らない人って多いですからね。